素晴らしき日常。
今週のお題「大人になったなと感じるとき」
子供の頃は早く大人になって、自由になって好きなことして生きていくんだって思ってた。
好きな服。好きな物が自由に買えて、髪型も髪色も自由に変えて。一人暮らしで誰にも怒られない。そんな暮らしが。
でも、実際はそれ以上に重く伸し掛るものがたくさんあった。
それは言わない。それはあなたが感じるべき重さだと私は感じている。
その重さを少しでも映画の予告のように言ってしまえば、つまらなくなってしまうからだ。
それを誰かは荒波だと捉えた。
それもいいかもしれない。でも、私が感じるこの重さは、荒波よりは重く感じる。
何かの例えにするのは難しいほど、心に伸し掛けている。
呼吸もままならないほどに。
でも、それは私が望んだ事だと知る。
私が求めていた事だと知る。
まるで私の心は水に浮かんでいるように、常に孤独の寂しさが心を襲う。
何を買っても満たされない。美味しいものを食べても満たされない。
虚しくなって、泣きたくなる。
大人ってなんだろう。